2024年07月20日

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員6」』 香月美夜

本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員VI」 (TOブックスラノベ) - 香月美夜, 椎名優
本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜第四部「貴族院の自称図書委員VI」 (TOブックスラノベ) - 香月美夜, 椎名優
78冊目。
17〜20日。
進級式と親睦会を終えた貴族院で、ローゼマインの新たな一年が本格化する。
早速始まった講義では、エーレンフェストの二年生の
「全員一発合格」を目指したり、図書委員の仲間探しに奔走!
昨年以上に次々と騒動を巻き起こす中、院内の教師や上位領地の領主候補生、
中央の第三王子とも接触が増え、領地間の均衡に目を配る保護者の頭を悩ませる。
だが、我が道を突き進むローゼマインは止まらない!
夢中で駆け抜けながら、エーレンフェストの採集場所に出現した魔獣ターニスベファレンの討伐に挑むのだった。
(Amazon「内容紹介」)

あ〜、今回も面白かった。
2年生になったローゼマイン。
今回も図書館へいち早く行くために
1発合格を目指すローゼマイン達。

今回は、問題を起こさない〜つもりが、
やはり次々と問題を起こしてしまう。
それもローゼマインは意図せず。

これは周りが大変だわ。
でも今回は、シャルロッテも一緒。
その分、まし?なのかな?
ヴィルフリートは、気持ち楽なんじゃないかな?

やっぱり上位領地の領主候補生や、第三王子ヒルデブラントと接触しちゃうし、
その挙げ句にヒルデブラント王子に、図書館の仕事振っちゃうし。
でもローゼマイン、ヒルデブラント王子に気に入られた模様。
年下だけどね〜。
あ、でも王子だから、魔力量は釣り合うのかも?

今回は、倒れないなぁと思っていたら、
きちんと後半で倒れた。
それも立て続けに。

貴族院にいるはずのない魔獣ターニスベファレンが現れ、
ローゼマインがなんとか討伐するんだけど、
どうやらそれが問題になってしまいそう。

これまた気になる終わり方。
続けて読みたいけど、またちょっと先になっちゃうかな。
posted by くりきんとん99 at 19:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 本好きの下剋上 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月16日

『能面検事の死闘』 中山七里

能面検事の死闘 - 中山 七里
能面検事の死闘 - 中山 七里
77冊目。
14〜16日。
南海電鉄岸和田駅にて無差別殺人事件が発生。
7名を殺害した笹清政市(32)は、自らを"無敵の人"と称する。
数日後、大阪地検で郵送物が爆発、6名が重軽傷を負った。
被疑者〈ロスト・ルサンチマン〉は笹清の釈放を求める。
不破俊太郎一級検事は爆破に巻き込まれ――連続爆破事件は止められるのか?
〈ロスト・ルサンチマン〉の真の目的は何なのか?棄民と司法の対決が始まる。
(Amazon「内容紹介」)

シリーズ3作目。
とても中山七里さんらしい作品。
事件の描写もそうだし、その事件の背景も。

7人もの人を殺した犯人。
ただ社会を恨んで。
ただそれでは終わらなかった。
この犯人の解放を求めて大阪地検へ爆発物が送られ、
6人もの重軽傷者が出た。

この辺がね〜、中山さんらしい。
なんか、普通の事件じゃない感じが。
テロ?
だんだんと話が大きくなっていく。
いや、面白いんだけどね。
ちょっと話が大きくなりすぎっていうのが。

でもこの爆発事件は、ただ笹清を解放させるためだけのものではなかった。
そしてどんどんとこの事件の模倣犯が出てくる。

この事件は、きちんと治るのか?
不破検事が収めてくれるのか?
相変わらず何考えているのか分かんないし〜。
そう思っていたら、不破検事までが爆発に巻き込まれ重体。

不破検事の不在を不安に思いながらも
なんとか業務を遂行しようとする美晴は、
自分の不甲斐なさを感じる。

そりゃそうだよ。あの能面検事だもん。
同じようには仕事できないよ。

そんな時に笹清が逃亡。
それも爆弾犯ロスト・ルサンチマンとともに。
さらにその笹清の遺体が発見。

終盤になって一気に話が展開。
笹清を殺した犯人は、やはりあの人だった〜。

面白かったわ。
勝手に退院してきた不破検事には呆れたけど。
ま、死闘だからね。
posted by くりきんとん99 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 中山七里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月14日

『聖書の解剖図鑑』 山野貴彦

聖書の解剖図鑑 - 山野貴彦, 嶌玲子
聖書の解剖図鑑 - 山野貴彦, 嶌玲子
76冊目。
11〜14日。
世界一のベストセラー、聖書はその言葉からはじまります。
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の根底にあり欧米社会の基礎を築いた書物、聖書。
聖書を読んだことのない方でも「アダムとエヴァ」「ノアの箱舟」
「バベルの塔」といった言葉はお聞きになったことがあるのではないでしょうか。
聖書に書かれた内容は文明のはじまりから帝政ローマ時代前期に至る壮大なものですが、
大きく分けると「旧約聖書」と「新約聖書」の二部構成となっています。
旧約聖書は「神さまと人間の旧(ふる)い約束」を意味し、
人類誕生から古代イスラエルの民と呼ばれる人々の歴史物語が書かれます。
新約聖書は「神さまと人間の新しい約束」を意味し、
イエス・キリストの登場と伝道、イエスに付き従った弟子たちの物語が語られます。
本書では旧約聖書を43、新約聖書を35の項目に分け、物語の概略を解説します。
(Amazon「内容紹介」)

世界一のベストセラー、聖書の解剖図鑑は、
とてもわかりやすい!かもしれないけど、
やはり登場人物が多く、背景も複雑。

なるほど〜と感心するところもあるけど、
わからないところも多い。

昔から、聖書を読んでみようと思いながらも、
文体の古さ、登場人物の多さで挫折。
でもこれを読んだら、いくらか読みやすくなるかも?

それでもちょっと複雑だから、
これをもう一度、しっかりと熟読が必要かも。

イエスが登場してからって、意外と短い。
確かに旧約より新約の方が、薄いもんね。
posted by くりきんとん99 at 08:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ほか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月10日

『時ひらく』 辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾

時ひらく (文春文庫 ひ 13-51) - 辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾
時ひらく (文春文庫 ひ 13-51) - 辻村 深月, 伊坂 幸太郎, 阿川 佐和子, 恩田 陸, 柚木 麻子, 東野 圭吾
75冊目。
8〜10日。
350年の時を刻む老舗デパート『三越』
楽しいときも、悲しいときも
いつでも、むかえてくれる場所
物語の名手たちが奏でる6つのデパートアンソロジー
文庫オリジナル!

制服の採寸に訪れて感じたある予感。ライオンに跨る必勝祈願の言い伝えを試して見えたもの。
老いた継母の買い物に付き合ってはぐれてしまった娘。命を宿した物たちが始めた会話。
友達とプレゼントを買いに訪れて繋がった時間。亡くなった男が最後に買った土産。
歴史あるデパートを舞台に、人気作家6人が紡ぐ心揺さぶる物語。
(Amazon「内容紹介」)

これは面白かった!
創業350年を記念して書かれたアンソロジー。
三越が舞台となっている。
舞台も豪華だけど、作家さんが豪華!
みんな好きな作家さんだよ〜。

そして文庫オリジナルで書かれた短編が、
どれもこれも面白かった。

どれもその作家さんらしく甲乙つけ難い。
割とちょっと不思議な物語が多い。
やはり老舗だから、ちょっと時間をテーマにしたものが多いのか。

特に面白かったのは、やはり伊坂さんの「Have a nice day!」か。
三越のライオンに人に見られずに跨るって・・・。
そしてそこで見る不思議な映像。
その映像は、10年後の出来事を表していた・・・。

予想外だったのは、東野さんの作品か。
タイトルから、ガリレオか?とは気がついたけど、
三越の登場の仕方が意外。

辻村さんのも良かったなぁ。
いや、柚木さんのも恩田さんのも
阿川さんのも面白かった!

これはお得なアンソロジーだわ。
posted by くりきんとん99 at 17:17| Comment(0) | TrackBack(0) | アンソロジー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月08日

『数学の女王』 伏尾美紀

数学の女王 - 伏尾美紀
数学の女王 - 伏尾美紀
74冊目。
3〜8日。
博士号を持つ異色のノンキャリ警察官・沢村依理子は、道警本部の警務部に異動となる。
とある出来事で監察官室に目をつけられている沢村は、これは報復人事ではないかと疑う。
そんな中、新札幌に新設されたばかりの北日本科学大学で爆破事件が発生。
これを機に沢村は突然捜査一課に異動となるが、ただし警務部付ーー果たしてこの人事の意味とは。
一方、爆破事件はいつまで経っても進展がない。まさか北海道でテロ事件が起こったのか。
公安との駆け引きの中で進めていく捜査、しかも沢村は突然班長を任されることに。
新天地でまだぎこちない沢村は、新参者の班長に対して心中複雑な班員たちをどうまとめていくのか。
なかなか実態がつかめない爆破事件の犯人の目的ーーそれは、女性研究者として博士課程まで進み、
アカハラによって恋人を亡くすという経験をした沢村だからこそたどり着けるものだった。
(Amazon「内容紹介」)

シリーズ2作目は、なかなか気分が乗らなくて
読むのに時間がかかってしまった。
でもまあ面白かった。
やっぱり札幌が舞台だから。

今回も謎が多い。
沢村が異動のあれこれもよく分かんないし。

事件ももちろん謎だらけ。
この新札幌の爆破事件は、個人を狙ったものなのか、
それとも大学を狙ったテロなのか。
個人だったら、被害者か、それとも
荷物の送り先だった学長だったのか。

なかなか事件解決の糸口が見つからない。
そんな時に沢村の所属する捜査一課5係が、
特命捜査をすることになる。
それも班長は沢村。

他の刑事から信用は得られるのか?
張り詰めた中で話が進むから
それで読むのに気分が乗らなかったんだろうなぁ。

でも終盤は面白かった。
やっぱり真相に近づくとね〜。

真相は、なるほど〜と思うもの。
それは、なんとなく分かっていたような。
だってこのタイトルがね〜。
posted by くりきんとん99 at 16:07| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする