2016年06月22日

『いつまでも白い羽根』 藤岡陽子

いつまでも白い羽根 (光文社文庫) -
いつまでも白い羽根 (光文社文庫) -
17〜21日。

藤岡陽子さんのデビュー作。

大学受験失敗と家庭の事情で不本意ながら
看護学校へ進学した木崎瑠美。

毎日を憂鬱に過ごす瑠美だが、
不器用だけど心優しい千夏との出会いや
厳しい看護実習経て、少しずつ看護への道を歩んでいく。

そして医学生の拓海への淡い恋心など、
積み重なっていく経験が、
瑠美のかたくなな心を少しずつ変えていく。

看護学校へ通う瑠美の青春物語…だな。

看護師をしている〜?のかな作者は。
それとも元看護師なのかな?
実体験に基づいているから、
看護実習のシーンとかは、臨場感があり大変さが伝わる。

看護学校で瑠美が知り合う佐伯や遠野。
瑠美も事情はあったけど、
人それぞれに看護師を目指す理由って違うんだと
あたりまえだけど改めて思わされる。

頑なだった瑠美。
でも真っ直ぐな瑠美は、かっこよかった。
先生たちからは嫌われてるかもしれないが、
一番、看護師に向いているのでは?
忙しさに負けないでほしい。
posted by くりきんとん99 at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月18日

『東京すみっこごはん 雷親父とオムライス』 成田名璃子

東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫) -
東京すみっこごはん 雷親父とオムライス (光文社文庫) -
13〜16日。

あ〜〜、シリーズ二作目読み終わっちゃった。
面白かっただけに残念。
もっと読みたい!続編希望っ!!

年齢も職業も異なる人々が集い手作り料理を食べる
共同台所「すみっこごはん」には、今日も誰かが訪れる。

声優という夢を諦めかけの専門学校生、
妻を亡くした頑固な老人、
勉強ひと筋の小学生。

そんな「すみっこごはん」に解散の危機!?
街の再開発の対象地区に含まれているという噂が流れ始めたのだ。
さらに再開発を手掛ける不動産会社が
「すみっこごはん」に訪れるメンバーに
スパイをさせているらしいという話が。

疑心暗鬼になるメンバーたち。
そして「すみっこごはん」にメンバーが集まらなくなる。
世話好きおばさんの常連・田上さんは、この事態に敢然と立ち向かう。

今回も連作短編の形をとっている本作。
やはりいろいろな食べ物にまつわる話がメインで、
気持ちをホッコリさせてくれる。
そして涙も〜。
でもそんな大切な場所、
「すみっこごはん」にじわじわと再発の話が。

これを読んでいるとね〜、いろいろと食べたくなる。
それに作りたくもなる。
レシピ集出ないのかなぁ?
筑前煮も作りたいしミートローフも作りたい。

それにやっぱり、続きが読みたいよねぇ。
posted by くりきんとん99 at 04:50| Comment(0) | TrackBack(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月13日

『株価暴落』 池井戸潤

株価暴落 (文春文庫) -
株価暴落 (文春文庫) -
11〜12日。

あ〜、この表紙の画像しかないのか。
好きじゃないんだよなぁ、織田裕二。
昔はよかったんだけど、
数年前から演技が全部一緒だよなぁ〜と
気が付き、それから苦手。

巨大スーパー・一風堂を襲った連続爆破事件。
企業テロを示唆する犯行声明に株価は暴落。
一風堂の巨額支援要請をめぐって、
白水銀行審査部の板東は企画部の二戸と対立する。

一方、警視庁の野猿刑事にかかったタレコミ電話で
犯人と目された男、犬鳴黄の父は、
一風堂の強引な出店で自殺に追いこまれていた。

犬鳴は、警察が自分に目を付けたことに気が付き逃走。
犬鳴のアパートから、爆弾の材料が発見。
犬鳴は、指名手配される。

今回は、銀行の中の話と
爆弾を仕掛けた犯人を追う警察の話で、
二本立てみたいだった。
ミステリーと金融モノって感じかな。
ミステリーはともかく、金融モノがややこしくて難しい。

それにしてもいつも出てくる悪い奴たち。
そして正義の味方の銀行員。
そこが池井戸さんなんだよね。

でも今回は欲張ったぶん、難しかったかな。
特に犯人の動機が分かりにくかったなぁ。
posted by くりきんとん99 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(1) | 池井戸潤 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする