2012年07月12日

『ひなこまち』 畠中恵

ひなこまち [単行本] / 畠中 恵 (著); 新潮社 (刊)
10日〜12日。

一年ぶりの「しゃばけ」シリーズ。
久々に読むこのシリーズ、正直、前作は私的にイマイチで、
もうマンネリかなぁ〜?と思ってたけど、
今作は面白かった。確かにマンネリ、ワンパターン感はあるけど。

薬種問屋の若だんな、一太郎のもとに
ある日、助けを求めた木札が舞い込む。
その助けを求める木札には「5月10日まで」という期限が切られていた。

その木札が誰が書いたものだか調べるが、わからず、
一太郎は、気にしながらも日々を過ごす。
そんな一太郎のもとに、いろいろな人たちが助けを求めてやってくる。

今回は、連作短編集といった感じ。

一太郎は、そのいろいろな人たちや、人ではないモノたちの
話を聞き、問題を解決するために知恵を絞り、
兄やたちと一緒に問題を解決していく。

形見としてもらった舟箪笥が開かず、
親戚ともめ事を起こしている知り合いの助けになったり、
悪夢を食べる獏が、侍に狙われたことから、
悪夢を食べなくなり、江戸中に悪夢があふれ出したり・・・。

今回のタイトルになった「ひなこまち」が、
やっぱり一番問題になったかな?
ある人形屋が雛小町を決め、その選ばれた娘をモデルに作ったひな人形を大名家に収める。
その選ばれた娘は、大名家の側室になれるかも・・・?
このことから起きる雛小町騒動。
古着屋の着物が盗まれたり、一太郎が選者を頼まれたり・・・。

全体的に相変わらずの、のんびりとして雰囲気で、
家鳴りたちも癒しをくれる。
ハラハラするような場面もなく、安定した感じ。
大きな変化はないこのシリーズ、そろそろ一太郎に変化があってもいいのでは?

今回は、雪柳様、安居様のその後が気になる。
もう登場することは無いだろうこの二人、幸せになれるかな?

posted by くりきんとん99 at 20:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前からこのシリーズは好きで全作読んでいます。
今回も若旦那と楽しくお付き合いできました。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
Posted by 藍色 at 2013年09月10日 15:20
藍色さん、こんばんは♪

私もこのシリーズののんびりした感じが好きです。
ただ、作品の間がどうしても1年空いてしまうので、
前作のことを忘れちゃうのがたまにキズです(^_^;)

こちらもトラックバックさせていただきます。
いつもありがとうございますm(__)m
Posted by くりきんとん99 at 2013年09月11日 20:22
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