![禁断の魔術 ガリレオ8 [単行本] / 東野 圭吾 (著); 文藝春秋 (刊) 禁断の魔術 ガリレオ8 [単行本] / 東野 圭吾 (著); 文藝春秋 (刊)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51rqWRUHZ9L._SL160_.jpg)
28日〜31日。
今月、駆け込みの1冊。
これで今月も辛うじての10冊。
今回も短編集。
3つの短編と1つの中編。
全て短編かなぁと思って読んでたら、
4つ目がちょっと長めになっていた。
「透視す(みとおす)」
透視を特技としていた銀座のホステス、アイの他殺死体が発見される。
湯川もその特技を実際に見たことがあった。
「曲球る(まがる)」
戦力外通知を受けたプロ野球の投手、柳沢の妻が殺された。
湯川は、草薙を通じ柳沢のために投球のアドバイスをすることになる。
「念波る(おくる)」
双子の姉に何か起きたのでは?という義妹の申し出から、
夫は慌てて帰宅。そこには血だらけの妻の姿が・・・。
「猛射る(うつ)」
フリーライターの長岡の他殺体が見つかり、
長岡が連絡をした形跡がある町工場の工員が、
数日前から無断出勤をしていることがわかる。
その工員、古芝伸吾は、湯川の高校の後輩で、
湯川は、数年前に指導したことがあった。
今回もどれもハズレなし!!
でもなんかどれも意外な感じ。
そのトリックを使って殺人を犯したわけじゃないんだよね〜。
特に最初の3つ。
きっかけにはなってるかもしれないけど。
その点で印象的なのは、「念波る」かな。
ちょっと意外な感じだった。
こういうのもありなんだね、東野さんって感じ。
そしてよかったのはやっぱり4話目の「猛射る」。
やっぱりガリレオシリーズというか、東野圭吾さんは短編より長い方がいいのか?
短編は短編でいいんだけどね、長いほうが湯川の人間性というか、
人間らしさが良く出てる気がするんだよね〜。
にしても、古芝君は可哀想だった。
そして湯川先生も。むかつくのは代議士だよね。
そしてエンディング!!
え!!??どうなっちゃうの!!??
そろそろ長編のガリレオを読みたいんですけど〜〜!!!