2013年08月14日

『総理の夫』 原田マハ

総理の夫 [単行本] / 原田 マハ (著); 実業之日本社 (刊)
12日〜13日。

原田マハさんの政治エンタメ。
今回は、最年少で史上初の女性総理となる相馬凜子の夫、
鳥類研究家の相馬日和(ひより)の立場から描かれている。
日和が、凜子が総理大臣になった日からつける日記として。

42歳の凜子と、4歳年下の日和。
野党の党首だった凜子は、
選挙で与党から離党した原久郎と手を組み、政権をひっくり返す。
そして連立与党となった凜子は、総理大臣として担ぎ出される。
総理大臣になった凜子は、毎日が激務。
そして日和は、公務につき合わされ、行動も制限、生活が一変する。

凜子は忙しく、なかなか二人で会話することもできない。
だんだんと、二人はすれ違っていく。
そんな時、日和は会社の後輩の女性と
一緒にいるところを写真に撮られてしまう・・・。

夫の日和は、ソウマグローバルという財閥の次男、
凜子は、父が大物作家、母は国際政治学者という家柄。
なれそめは偶然なんだけど、出来過ぎ感が否めない。
でもこれぐらいの方が安心して読めるのかな?
日和が天然な感じで良かったし・・・。

全体的な流れは何となく数年前にキムタクがやっていた
「CHANGE」というドラマに似ているような。
あれも寺尾聰演ずる神林に総理大臣にされるんだよね。
キムタクは独身だったけどもさっ。

政治の話は、わかりやすく描かれ、
政治に疎い私でも十分理解することができた。

原田マハさんが以前、podcast「学問のすすめ」で
「私の作品には悪い人が出てこない」と話していたように、悪人は出てこない。
だからこそ安心して読めるのかも?だけど若干物足りなくもある。
posted by くりきんとん99 at 05:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 原田マハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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