2015年03月22日

『えどさがし しゃばけ外伝』 畠中恵

えどさがし (新潮文庫) -
えどさがし (新潮文庫) -
17〜22日。

「しゃばけ」シリーズ外伝。

「五百年の判し絵」
弘法大師空海に描かれ、犬神となった佐助。
空海がすでにこの世にいないことを知り、充てのない旅をする。
ある時、佐助が立ち寄った茶屋に
佐助へ宛てた判じ絵があることを知る。

「太郎君、東へ」
河童の大親分、禰々子は利根川が荒れていることを
子分たちに聞き、利根川の化身、坂東太郎に会いに行く。
坂東太郎によると、利根川を普請している人たちがいるという。

「たちまちづき」
上野の広徳寺の高僧、寛朝のもとへ、
同輩の延真が大滝屋の夫婦を連れてくる。
大滝屋のお千は、亭主の安右衛門が妖に取りつかれているから、
何とかしてほしいとやってきていた。

「親分のおかみさん」
日限の親分のおかみ、おさきは病弱で
長屋で寝たり起きたりの生活だった。
ある日、おさきは赤子の鳴き声で目が覚める。

「えどさがし」
明治に入り二十年ほど経ったある夜、
京橋と名乗る仁吉は、新聞で投書をみ、
生まれ変わった若だんなの手がかりでは!?と
新聞社を訪れていたが、そこで銃声が鳴り響く。

あのしゃばけファミリーがたくさん登場するスピンオフ。
いつもとは違った雰囲気で、
でもいつものように癒してくれる。
剣呑な話からほんのりとする話まで。

最後の「えどさがし」は、仁吉たちの一途さが
なんとも切なく、そして若だんなの登場に期待!
この後が、すっご〜く気になった。

それに今後、現代版しゃばけもあるのでは!?と
妙に期待しちゃった。
長いこのシリーズ、たまにはこういう違う視点で読むのも
面白いよね〜♪
posted by くりきんとん99 at 16:32| Comment(0) | TrackBack(1) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「えどさがし」畠中恵
Excerpt: 時は流れて江戸から明治へ。夜の銀座で、とんびを羽織った男が人捜しをしていた。男の名は、仁吉。今は京橋と名乗っている。そして捜しているのは、若だんな!?手がかりを求めて訪ねた新聞社で突如鳴り響く銃声!事..
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