2016年01月18日

『人魚の眠る家』 東野圭吾

人魚の眠る家 -
人魚の眠る家 -
10〜16日。

東野圭吾さんだから、
てっきりミステリーかと思ってたけど違ったわ。
そして脳死という重いテーマ。

娘の小学校受験が終わったら離婚する。
そう約束した和昌と薫子の二人。
彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前。
娘の瑞穂がプールで溺れたという。

病院に駆けつけた二人を待っていたのは、
瑞穂はおそらく脳死だろうという残酷な現実。
衝撃を受けた和昌と薫子に対し、
医師は、臓器提供をするかどうか選択を迫る。

一度は、臓器提供をするという意思を固めた二人だったが、
瑞穂の手がほんの少し、動いたことから、
治療を続けることを決める。

テーマが重い。
そしてものすごく考えさせられる。
臓器提供すれば、と赤の他人だったら思えるんだろうけど、
やはり親にすれば難しい。
だって、カラダは生きているんだから。

それに薫子が瑞穂に対してやったことは、
確かに瑞穂のためだったかもしれないけど、
エゴなのでは?と考えてしまう。
だけどそのおかげで2年間も健康でいられたんだよね。
おそらく脳死だったんだろうけど。

最後は上手くまとめたなぁって感じ。
何もかもま〜るく収まった。
薫子がやったことってどうなんだろう?
でも正解ってないんだろうねぇ。
posted by くりきんとん99 at 19:41| Comment(0) | TrackBack(1) | 東野圭吾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック

「人魚の眠る家」東野圭吾
Excerpt: 答えてください。 娘を殺したのは私でしょうか。 東野圭吾作家デビュー30周年記念作品 『人魚の眠る家』 娘の小学校受験が終わったら離婚する。 そう約束した仮面夫婦の二人。 彼等..
Weblog: 粋な提案
Tracked: 2017-04-05 11:21