2016年10月27日

『蜜蜂と遠雷』 恩田陸

蜜蜂と遠雷 -
蜜蜂と遠雷 -
20〜22日。

これは読み応えあった!
でも読んでよかった!
厚いのに2段組みと知ったときは、
さすがにびっくりしたけど。

3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。
「ここを制した者は世界最高峰の
 S国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、
覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。

養蜂家の父とともに各地を転々とし
自宅にピアノを持たない少年・風間塵15歳。
かつて天才少女として国内外のジュニアコンクールを制覇し
CDデビューもしながら13歳のときの母の突然の死去以来、
長らくピアノが弾けなかった栄伝亜夜20歳。
音大出身だが今は楽器店勤務のサラリーマンで
コンクール年齢制限ギリギリの高島明石28歳。
完璧な演奏技術と音楽性で優勝候補と目される
名門ジュリアード音楽院のマサル・C・レヴィ=アナトール19歳。

彼ら以外にも数多の天才たちが繰り広げる競争という名の自らとの闘い。
第1次から3次予選そして本選を勝ち抜き優勝するのは誰なのか?

音楽がテーマの時点で、中山七里参の作品と混同。
一瞬、訳が分かんなくなったけど、
これはミステリーじゃない。
そしてよくある恩田さんの作品と違ってモヤっとしていない。
いつまでも読んでいたくなるような、そんな物語だった。

クラシックに明るくない私でも
ピアノのシーンをイメージし、
そして音が聞こえてくるような。

これ、図書館から借りたけど、
これはもう一度、ゆっくりと読みたい。
そんな風に思えたのは、ホントに久しぶり。
この本に出合えて良かった。
posted by くりきんとん99 at 17:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 恩田陸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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