2018年06月17日

『黄金の烏 八咫烏シリーズ3』 阿部智里

黄金の烏 八咫烏シリーズ 3 (文春文庫)
黄金の烏 八咫烏シリーズ 3 (文春文庫)
〜17日。

シリーズ3作目。

人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で、
仙人蓋と呼ばれる危険な薬の被害が報告された。
その薬を飲むと烏になったまま人形に戻れないという。

その行方を追って旅に出た日嗣の御子たる若宮と、
彼について行くことになった雪哉は、最北の地で村人たちを襲い、
喰らい尽くした大猿を発見する。

生存者は、小梅と名乗る少女ただ一人。
小梅から話を聞き出した雪哉だったが、
何かを隠していると感じ、信用することができなかった。

今回もあっという間に八咫烏の世界に引き込まれた。
大猿との戦い。
そして大猿がどこから山内へと侵入したのか、
その謎を解明するために地下街へ向かうことになった雪哉。
そこでのことは、ほんとに息をつかせぬ展開。

さらに今作では、真の金烏とは、
一体どんな存在なのかが明らかになる。

結局、再び若宮と共に動くことになった雪哉。
雪哉は最後の重大な決意をする。

これはさらに今後が気になる!
なぜ今までこのシリーズを読まなかったんだろう〜っ。
posted by くりきんとん99 at 20:40| Comment(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月10日

『無花果の実なるころに お蔦さんの神楽坂日記』 西條奈加

無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
無花果の実のなるころに (お蔦さんの神楽坂日記) (創元推理文庫)
5 日〜9日。

最近すっかりお気に入りの西條奈加さん。
でも現代ものを読むのは今作が初。

お蔦さんは、もと芸者。
いまでも粋なお蔦さんは、
面倒くさがりなのに何かと人に頼られる人気者。

そんな祖母と孫の望は神楽坂で暮らしているけれど、
望の幼なじみが蹴とばし魔として捕まったり、
お蔦さんの麻雀仲間のご近所衆が振り込め詐欺に遭ったりと
なんやかんやと二人の周りは騒がしい。

そんな様々な事件を
お蔦さんが痛快に解決していくという短編集。

痛快というよりテキパキと
しっかりとした考えをもとに推理を立て、
事件を解決に導くって感じ。

そんなお蔦さんと生活をしている望は、
中学生男子なんだけど、料理が上手い。
それがまた面白い。
料理もスイーツも何だもん。

途中知り合う楓とのことも
今後、ちょっと気になるわ。

どうやら3作目まで出ているらしいこのシリーズ。
これからが楽しみ♪
posted by くりきんとん99 at 19:34| Comment(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年06月05日

『烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ2』 阿部智里

烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)
烏は主を選ばない 八咫烏シリーズ 2 (文春文庫)
〜4日。

優秀な兄宮を退け日嗣の御子の座に就いた若宮に仕えることになった雪哉。
だが周囲は敵だらけ、若宮の命を狙う輩も次々に現れ……。

人間の代わりに「八咫烏」の一族が住まう世界「山内」で、
優秀な兄宮が廃嫡され、日嗣の御子の座についた若宮。
世継ぎの后選びには大貴族の勢力争いが絡み、朝廷は一触即発の異常事態に陥る。

そんな状況下で、若宮に仕えることになった少年・雪哉は、
御身を狙う陰謀に孤立無援の宮廷で巻き込まれていく…。

八咫烏シリーズ2作目。
1作目は、この若宮の后になるために競う
大貴族の姫様達のいる場所で起きる事件の話だったけど、
これはそれとほぼ同じ時系列で書かれている
若宮に仕える雪哉の話。

これは、2作目も読まなくちゃわかんないわ〜。
1作目では、ほとんど出ることがなかった若宮が、
一体その時何をしていたのか、何が起こっていたのかがよくわかる。

2作で一つの作品って感じ。
ただこれは、まだまだ続いているんだけどね。

ボンクラの次男と言われた垂氷の次男・雪哉。
だけどそれには訳があった。
同じようにうつけと言われた若宮も。

この二人のキャラがいいんだわ。
そして敵対している兄宮・長束の護衛・路近。
怖いんだけど、惹かれるわ。

まだまだ続いているこのシリーズ。
先を読むのが楽しみ♪
posted by くりきんとん99 at 06:19| Comment(0) | その他の小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする