2012年09月17日

『コンカツ?』 石田衣良

コンカツ? [単行本] / 石田 衣良 (著); 文藝春秋 (刊)
13日〜16日。

久しぶりの石田衣良作品は、
働くアラサー4人のコンカツの話。

岡部智香は、叔父が留守をする間、
東京都心にある一軒家を格安で借り、
友達の彩野、先輩の沙都子、後輩の結有との4人でハウスシェアを始める。

この仲良し4人組は合コン仲間。

29歳の智香は、35前に子供を作りたいと考えている沙都子に付き合い、
お見合いパーティにも参加する。
そこでいろいろな考えの女性から話を聞き、
結婚のことを改めて考えるようになる。

なかなかいい相手に巡り合えない智香のもとに、
両親の離婚話が持ち上がる。

男性作家である石田衣良さんが智香目線で書いたこの作品。
そのわりには違和感は無かったけど、
でもやっぱり上滑りしてる感じは否めなかったかなぁ。

それでも、仕事にも恋愛にも一生懸命な智香は、
カッコいいし、応援もしたくなった。
両親の話が出てきたときなんかは、
もっと揉めるかなぁ?と思ったけど、
意外な方向で収まった。でも、現実によくありそうな気もする。

女子同士の赤裸々な会話は男性が書いたとは思えないモノだったけど、
いくらなんでもそこまでの話、するかなぁ?とも思ったり。

ラストは想像以上のハッピーエンド。
ドラマでありがちな感じ。

まあまあだったかな。

posted by くりきんとん99 at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月12日

『カンタ』 石田衣良

カンタカンタ
(2011/09/29)
石田 衣良

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8日〜10日。

『妖怪アパート〜』に戻る前にもう一冊。
久しぶりの石田衣良さんの作品。

5歳の時に出会い、それからずっと一緒の耀司とカンタ。
二人とも母子家庭で、耀司の母親が銀座のクラブで働いていることから、
耀司はほとんどカンタの家で過ごすことになる。

カンタは、発達障害だった。
当時はまだそういう障害が知られていず、
苦労するカンタ。
耀司はカンタを一生懸命に守ろうとする。

そんな時、カンタの母、恵美が病死する。
耀司は恵美にカンタを守るように頼まれていた。
耀司はその遺言を守ろうとする。

高校の時、ある事件に巻き込まれたことから、
耀司は、カンタも耀司も自由にしていられる、
自分たちの会社を設立することを決める。

一生懸命に二人でバイトをしてためたお金で
投資をし、さらにお金を増やした二人は
「ロケットパーク」という会社を設立。
携帯電話のゲームを無料で配信し、収入は広告で。
その会社は爆発的に成長。耀司は時代の寵児となる。

2人はさらなる事業の拡大を目指し、企業買収に乗り出したが、
マネーゲームに翻弄され、命を狙われることになる。

やっぱり石田衣良さんの作品って読みやすい。
耀司とカンタの成長していく中で、
流行っていたものとかも登場したせいもあると思うけど。
想像しやすいんだよね。

2人が出会い、そして「ロケットパーク」を設立。
あっという間に成功していく。
ここまでは、あっという間に読むことができた。
2人の寄り添う姿が微笑ましいし、成功していくところは爽快。
でもそこから先は、帯を読んでいて転落していくのが
分かっていた分読むのがツラかった。

ラストは、うんうん、そうだよねって感じ。
カンタの母、恵美は耀司にだけ
頼みごとをしてったんじゃなかったんだよね。
カンタは恵美の言いつけを自分なりに守ろうとする。
でも、耀司は・・・。

そして思い出したのは、ライブドアとホリエモン。
でも時代の寵児となった耀司って、
スタイルもいいし顔もいいんだよね。
確かにいっつもTシャツなんだけど。

石田衣良さんの作品を読むたびに思うけど、
石田衣良さんと作品って・・・どうもつながらないんだよね〜。
posted by くりきんとん99 at 19:45| Comment(0) | 石田衣良 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする