2016年10月15日

『ヒポクラテスの憂鬱』 中山七里

ヒポクラテスの憂鬱 -
ヒポクラテスの憂鬱 -
8日〜14日。

「ヒポクラテスの誓い」続編。

“コレクター(修正者)”と名乗る人物から、
埼玉県警のホームページに犯行声明ともとれる謎の書き込みがあった。
直後、アイドルが転落死、事故として処理されかけたとき、
再び死因に疑問を呈するコレクターの書き込みが。

関係者しか知りえない情報が含まれていたことから、
捜査一課の刑事・古手川は浦和医大法医学教室に協力を依頼。
偏屈だが世界的権威でもある老教授・光崎藤次郎と
新米助教の栂野真琴は、司法解剖の末、驚愕の真実を発見する。

その後もコレクターの示唆どおり、
病死や自殺の中から犯罪死が発見され、県警と法医学教室は大混乱。
やがて司法解剖制度自体が揺さぶられ始めるが…。

連作短編となっている今作。
WOWOWでドラマが始まり、
それを見たおかげで、読みながらもドラマの配役で想像。

途中、コレクターが誰なのかなんとなく想像がついた。
そして最後の事件でその目的が明らかに。
その目的が予想外のもので、なんとも切ないもの。

今作も面白かったが、古手川と真琴の今後が気になる。
これはまた続編があるのかなぁ?あってほしいなぁ。
posted by くりきんとん99 at 21:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 中山七里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年10月08日

『作家刑事毒島』 中山七里

作家刑事毒島 -
作家刑事毒島 -
6〜7日。

殺人事件解決のアドバイスを仰ごうと
神保町の書斎を訪れた刑事・明日香を迎えたのは、流行作家の毒島。
虫も殺さぬような温和な笑顔の持ち主は、
性格の歪んだ皮肉屋だった。

捜査過程で浮かび上がってきたのは、
巨匠病にかかった新人作家、
手段を選ばずヒット作を連発する編集者、
ストーカーまがいの熱狂的な読者。
ついには毒島本人が容疑者に! ? 新・爆笑小説!

すごい新キャラ登場。
これは強烈キャラだわ。

連作短編となっている今作。
どの事件も作家がらみ、出版がらみ。
一癖も二癖もある容疑者たちを
作家で刑事の毒島がぶった切る!って感じ。

「うふふ」と笑いながら、
容疑者たちを言い負かす姿は読んでいて
爽快どころか不気味。でも変に癖になる。

いつもの中山七里さんの作品より
かなり軽いタッチで描かれているけど、
これ、きっとシリーズになるんだろう。
なってほしいもん。

かなり楽しんで書いたんだろうなぁ。
posted by くりきんとん99 at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 中山七里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月09日

『どこかでベートーヴェン』 中山七里

どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ) -
どこかでベートーヴェン (『このミス』大賞シリーズ) -
3〜8日。

中山七里さんのお気に入りのシリーズ。
岬洋介シリーズ4作目。

ニュースでかつての級友・岬洋介の名を聞いた鷹村亮は、
当時起きた殺人事件のことを思い出す。

岐阜県立加茂北高校音楽科2年生の新学期に
編入してきた岬洋介。
音楽科生徒たちは、その岬洋介のピアノを聞き
あまりの才能の違いに愕然とする。

そんな音楽科2年の面々は、九月に行われる発表会に向け、
夏休みも校内での練習に励んでいた。

その時、豪雨によって土砂崩れが発生し、
一同は校内に閉じ込められてしまうが
いち早く、以上に気が付いた岬は、
助けを求めるため、学校から脱出していた。
そんななか、クラスの問題児・岩倉が何者かに殺害される。

警察に疑いをかけられた岬は自らの嫌疑を晴らすため、
素人探偵さながら、独自に調査を開始する。

まあ、エピソード0だよね。
途中で犯人は分かっちゃったけど、
岬くんの突発性難聴という障害がこの作品で発症。
だからベートーヴェンなのかな?

いつも人のいい感じの岬くんだったけど、
この作品では、高校生なだけあって、
自分のことが分かっていない、
純粋な感じだけど、親と上手くいってないと、
人づきあいがダメな感じで変に新鮮だったなぁ。

今回は珍しく、次作の予告があってちょっとうれしい。
次作「もう一度ベートーヴェン(仮題)』
楽しみ〜🎵
posted by くりきんとん99 at 13:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 中山七里 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする