2016年08月08日

「おおあたり」 畠中恵

おおあたり -
おおあたり - .
1〜8日。

シリーズ最新作は、まさかの15作目。
一年に1冊だから早15年。
このシリーズを読み始めてそんなに経つのかぁ。

「おおあたり」
若旦那の親友、栄吉が作った辛あられを
長崎屋で売り出したところ大人気に。
ところがその辛あられに偽物が。

「長崎屋の怪談」
夏の盛りに獏の場久に怪談話をしてもらった長崎屋の面々。
ところがその場久が話をした怪談と同じく、
場久が何者かに追われるように。

「はてはて」
貧乏神に金次が妖の仲間たちに
おやつをたくさん買って帰ってきたところ、
人とぶつかり、その人から富くじをもらう。
その富くじが当たっていたことから、
若旦那たちは面倒に巻き込まれる。

「あいしょう」
長崎屋に来ることになった仁吉と佐助。
お互いのことをよく思っていなかった二人。
二人が長崎屋に来た日、まだ5歳の若旦那が行方不明に。

「暁を覚えず」
その薬・暁散を飲んだら1日眠り、
そしてその次の日は元気に起きていられる。
どうしても次の日に長崎屋の跡取りとして、
動きたかった若旦那はその暁散を飲み干すが。

今回も連作短編。
どれもタイトル通りおおあたり。
相変わらず妖たちは可愛いし、
ちょっと間抜けだし。
読んでいてもほんわかとしてくる。

それにしても栄吉の餡子は、
破壊力があり過ぎでは?
posted by くりきんとん99 at 19:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年09月10日

『なりたい』 畠中恵

なりたい -
なりたい -
28〜9日。

いや〜、読むのに時間かかった。
すぐ寝ちゃったからね〜。

前作では、縁談話が出てきて、
いよいよ話が進むのか?と思いきや、
今回はそんな感じもなく、またもマンネリ。
でも今回の話が『えどさがし』に続くんだっていうのはわかった。

『序』
長崎屋の離れに来てもらった神々に
若だんなは、来世、何になりたいか問われ…。

『妖になりたい』
縁組も決まった若だんなは、仕事を覚えたいと考える。
が、仕事をして3日で寝込んでしまう。
カラダの弱い若だんなでもできる仕事をみんなで考える。

『人になりたい』
自ら菓子を作り、出来栄えを楽しむ「江戸甘々会」。
その会で、勇蔵という菓子売りが血だらけになって死んでいたが、
その死体は、消えてしまう。

『猫になりたい』
猫又たちが戸塚宿の長を決めるため長崎屋へ。
戸塚宿の虎と隣にある藤沢宿の熊市が争っていた。
若だんなたちは、どちらが長に相応しいか、
勝負をしてもらうことにする。

『親になりたい』
長崎屋の女中、おようが長崎屋でお見合いを。
だが、相手には、拾った子がおり、
その子供はどうやら、妖のようだった。

『りっぱになりたい』
長崎屋の近所、古川屋の若だんな・万之助が他界。
若だんなは、父に連れられお悔みに行くが、
そこで、万之助の霊に会う。

『終』
神々に来世のことを問われた若だんな。
その答えは…。

今回は、あんまり若だんなが活躍した感じはなかった。
妖たちと周りが勝手に〜って感じかなぁ。
どれもまあ面白かったけど、
『りっぱになりたい』が、良かったかな。
でも一番よかったのはラストだよね〜。
だってこの話が、『えどさがし』につながるんだよね。

いつもホンワカで癒してくれるのはいいけど、
そろそろ大きく動いてほしいなぁ。
もう14作目(!!)なんだしね。
posted by くりきんとん99 at 20:30| Comment(0) | TrackBack(1) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月11日

『まったなし』 畠中恵

まったなし -
まったなし -
7〜10日。

「まんまこと」シリーズ、第5弾。
今回は、麻之助の親友、清十郎の縁談話がテーマとなった連作短編。
前作で妻のお寿ずに先立たれた悲しみから立ち直ったかな?

「まったなし」
西松家の支配町で寄進が集まらず、
町名主の宗右衛門は、話し合いをする。
その分、仕事を押し付けられた麻之助は…。

「子犬と嫁と小火」
子どもたちに迷子になった子犬を探すよう頼まれた麻之助。
そのころ、小火が頻繁に起こっていた。

「運命の出会い」
暗闇の中を歩く麻之助と清十郎。
2人は、流行病の麻疹もどきにかかっていた。

「親には向かぬ」
先の長くない明松屋から、
一人息子万吉のことを頼まれた麻之助は、
悪名高い高利貸・丸三へ万吉を預ける。

「縁、三つ」
白無垢の仕立てを許嫁の元カノに頼んだお真知。
出来上がった白無垢には、水がかかった汚れが…。
それを勝手に書役が裁定をする。
そのことから、さらにもめ事が大きくなった。

「昔から来た文」
ようやく話がまとまったかに思われた清十郎とお安の縁談。
だがその話がピタッと止まってしまう。
その理由を麻之助とお由有はお安に聞くことにする。

清十郎の縁談がメインだけど、
今回は、お由有のことも書かれている。
お由有が清十郎の父と結婚したわけ。
そしてお由有の息子、幸太の父親のこと。
麻之助のことを慕っていたお由有に何があったのか。
それは、切ないけどでもお由有はがんばったと思う。
麻之助も分かってすっきりしたんじゃないかなぁ?

清十郎とお安。
もう少し、お安に活躍してほしかったなぁ。
聡いのはわかるけど、ぽっと出な感じは否めなかった。

そして立ち直ってきた麻之助は、
この後どうなるのかなぁ?
とりあえず、NHKで来週始まるドラマはチェックしようっと。
posted by くりきんとん99 at 06:19| Comment(0) | TrackBack(2) | 畠中恵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする