2016年04月20日

『サブマリン』 伊坂幸太郎

サブマリン -
サブマリン -
16〜20日。

「チルドレン」の続編。
そして今回は長編。

家庭調査官の武藤は、
かつて一緒に働いていた同じく調査官の陣内と
再び同じ職場になり、そして陣内は同じチームの主任。

あの陣内さんが主任!
ビックリだよね〜。

武藤が担当する少年、棚岡君が起こした事件は、
無免許で盗んだ車を暴走。
そして事故で人を死なせていた。

武藤が話しかけても「はい」としか
返答しない棚岡君。
調べていくうちにいろいろなことが分かってくる。

棚岡君は、両親を子供の頃に
交通事故で亡くしていた。
さらに、10年前にも仲の良かった友人が
目の前で交通事故死していた。

本来、憎むべき車で、
何故そんな事故を起こしたのか?

すごいのがやっぱり陣内さん。
キャラが全くと言っていいほど変わっていないしブレていない。
そして登場人物たちの会話がさすが伊坂ワールドって感じ。
満喫できるんだな、これが。

でも今までになくいろいろと考えさせられる内容。
何が犯罪で何が正しいことなのか?
どうしたら罪を償えるのか?

楽しませてくれながらも考えさせられる・・・。
今度またじっくり読んでみようかな。
posted by くりきんとん99 at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊坂幸太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月03日

『チルドレン』 伊坂幸太郎

チルドレン (講談社文庫) -
チルドレン (講談社文庫) -
31〜2日。

てっきり読んだことないかと思ってたけど、
最初のエピソードで既読だったことに気が付いた。
でもほとんど覚えていなかったから面白かった〜。

「バンク」
鴨居は友人の陣内と銀行へ。
だがそこで、銀行強盗に遭遇してしまう。

「チルドレン」
家庭裁判所で調査官として勤務する武藤は、
半年前に担当した少年が、誘拐されていたことを知る。
万引きでつかまった少年は、無愛想な父親と面接に訪れていた。

「レトリーバー」
陣内と銀行強盗の事件で知り合った全盲の青年、長瀬は、
その陣内と知り合いの優子と3人で駅前のベンチにいた。
そこにいる人たちは、2時間以上動いていないことに気が付いた陣内は…。

「チルドレンU」
陣内は、武藤を誘って居酒屋へ。
その居酒屋には陣内が担当している少年が仕事をしていた。

「イン」
陣内がバイトをしているというデパートの屋上へ
訪れた長瀬と優子だったが、
なぜが陣内を見つけられずにいた。

伊坂ワールド堪能♪

これはやっぱり、陣内のキャラがいいんだよね〜。
最初はハチャメチャだと感じるけど、
でも読み進めるにつれ、病み付きに〜。

それにやっぱり印象的だったのは最初の「バンク」。
だから、読み始めてすぐに既読だって気が付いたんだけど。

少年と向きあう陣内は、真剣なのかふざけているのか。
やっぱり転職なのかなぁ?
「チルドレンU」がいいんだよね。やっぱり。

どうやら近々続編が出るらしいから、
とっても楽しみ〜。
また陣内に再会できる♪
posted by くりきんとん99 at 19:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 伊坂幸太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月07日

『陽気なギャングは三つ数えろ』 伊坂幸太郎

陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル) -
陽気なギャングは三つ数えろ (ノン・ノベル) -
3〜6日。

前作から9年の久々のシリーズ第3弾。
これ、ほとんど覚えていないけど、
テンポよく、面白かったような・・・?と
読み始めたら、登場人物のキャラをなんとなく思い出した。

天才すりの久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を暴漢から救う。
だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。

正体に気付かれたギャングたちの身辺で、
当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。
蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で
人間嘘発見器成瀬ら面々は、断崖に追い詰められる。

人として最低としか思えない記者の火尻。
その火尻にどう立ち向かうのか!?

このシリーズの面白さはやっぱりギャングたちのキャラ。
その中でも際立つのが響野さん。
役に立つのか立たないのか語りがすごいんだよね〜。
少し黙れ!!って感じで。
でもそのおかげで、オレオレ詐欺に引っかかんなかったんだけど。

そしてこの伏線だらけの物語が、
終盤、すごい勢いで回収されて、
それがまた爽快だったりする。

作戦は成瀬さんが立ててるのかなぁ?
裏の裏を読んでいるみたいな作戦で、
読んでいて騙されているのは誰なのか、
それを考えるのも面白い。

まだまだこのシリーズは続くのか?
また10年近く先だったりするのかな?
その前に前2作を再読しておこうか。
posted by くりきんとん99 at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 伊坂幸太郎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする