2015年01月19日

『幻想探偵社』 堀川アサコ

幻想探偵社 -
幻想探偵社 -
15〜19日。

幻想シリーズ4作目。
今回の舞台は探偵社。
そして主人公は中学生なんだよね〜。

女子の前ですごく上がってしまい中井海彦は、
野球部の中学2年生。
父から、野球を2年生まででやめるように言われた海彦は、
いろいろ考えすぎて野球ができなくなる。

暇になった海彦は、帰宅途中、入学した時から気になっていた
楠本ユカリの生徒手帳を拾う。
ユカリに渡そうと後を追った海彦は、
雑居ビル6階の「たそがれ探偵社」に辿り着く。
そこは、幽霊専門の探偵社だった。

「たそがれ探偵社」に辿り着いた海彦とユカリ。
そして探偵社の所長、青木。
そこへ、大島という名前しかわからない幽霊が、
どうやって死んだか、そして身元を調べてほしいとやってくる。

成り行きから、海彦とユカリは、
大島ちゃんのことを調べることに。

どうやら大島ちゃんが海彦たちの中学校の卒業生で、
15年前に失踪したということを突き止めた二人は、
失踪した日に起きた事件を調べることに。

大島ちゃんのことがメインだけど、
それ以外にもいろんな幽霊さんが出てくる。
本屋さんの店主の幽霊とか、
子どもの生霊(?)とか。

その幽霊さんたちのことも調べたりしていくんだけど、
すべてのことが15年前の大島ちゃん失踪を指している。
でもどうかかわってくるのかがイマイチわかんなかった。
特に万引きされた100冊目の本。
それとユカリの書いたラブレターの下書きが紛失したことが。

でも、最後はすべてが一つに〜〜!!

今回はそんなに幽霊とかは怖くなかった。
どちらかというと生きている人のほうが怖い。
だって、2人も殺されちゃうんだもん。

そしてまたちらっと出てくる「ゲルマ電氣館」の
スミレとかがちょっと懐かしかったり。
こういうシリーズのリンクが嬉しかったりするんだよね〜。

まだまだこのシリーズ続くのかな。
続くんだったら次の舞台は・・・どこになるのかなぁ?
posted by くりきんとん99 at 20:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 堀川アサコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月27日

『幻想日記店』 堀川アサコ

幻想日記店 (講談社文庫) -
幻想日記店 (講談社文庫) -
24〜27日。

幻想郵便局』『幻想電氣館』に続いての三作目。

だけど、あとがきを読むと、
文庫化にあたって、登天さんや鬼塚さんを登場させ、
で、シリーズになったらしい。

最初の『幻想郵便局』から比べると、まるっきり怖くない。
まあ、怖がりの私にとってはいいんだけどね。

今回はタイトル通り、日記を商う日記堂が舞台。
友哉は、医者を辞めオート三輪で移動カフェをやっている父に言われ、
お茶を取るために安達ヶ丘に登り、
そこでお茶を取っている間に迷ってしまう。
そこに現れた猩子は、友哉をお茶泥棒と言い父親を呼び出す。

友哉の父親と猩子の話し合いで、
友哉は日記堂でアルバイトをすることになる。
その日記堂は、誰かが書いた日記を売っていた。

連作短編になっている今作では、
いろんな人たちが日記堂を訪れる。

死んだ画家の遺産相続について書かれた日記を
探しに来る遺族たちのことや、
怪盗花泥棒(!?)だから、捕まえてほしいという人、
婚約者と別れたいという人。
いろんな悩みを抱えている人たちが、
日記を求めてやってくる。

そして日記を大量に運んでくる鬼塚。
猩子の父、登天など、あの郵便局のメンバーも登場。
郵便局・・・出る?と思ったけど、
出てこなかったのは残念。
さすがにそこまでやっちゃうと、
大幅に話が変わっちゃうのかな。

それにしても予想外だったのは、
登天と猩子の正体。
まさかここで登天の正体が明らかになるとは!
でもこのままだと、もうシリーズでない?
登天はもう登場しないの?と思ったけど、
そうはならなそう。
ということは、またシリーズ出る?

相変わらずの不思議な世界観。
そして妙な読後感が癖になってしまうのか、
また読みたいんだよね、このシリーズ。
posted by くりきんとん99 at 14:37| Comment(0) | TrackBack(1) | 堀川アサコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月04日

『幻想電氣館』 堀川アサコ

幻想電氣館 [単行本] / 堀川 アサコ (著); 講談社 (刊)
3日〜4日。

前に読んだ『幻想郵便局』とリンクしている。
でも、前作ほど怖くなかったなぁ。

幽霊を見ることのできる高校生の楠本スミレは、
同級生の平井玲奈という女の子が原因で不登校になっていた。
ある日、いやいやながらも学校へ行こうとしている途中に女連れの父親を見つけ、
あとをつけて行ったことから、不思議な映画館、ゲルマ電氣館に辿り着く。
そこで映画技師の有働に一目惚れしたスミレは、
家族に頼み込み、ゲルマ電氣館でアルバイトすることに。

ゲルマ電氣館は、一号館と二号館があり、二号館は閉鎖されたまま。
二号館は、ある人たちだけのためのレイトショーの時だけ、使われた。
そのある人たちとは・・・。

前作は、怖かったんだけど、
今作は、まったくと言っていいほど、怖くない。
何でかというと、スミレの立場から書かれているから。
スミレってお嬢様らしく、ですます調なんだよ。
だから、怖い場面でも緊迫感が無いんだよね〜。

玲奈のおばあちゃんのお化けの話なんて、
怖いはずなんだけど・・・。
後半の怨霊の話も怖いはずなんだけど・・・。

でも所々に出てくる、前作でのキャラたち。
都市伝説の夢の話なんて、まんま郵便局の話だもんね。
そこは面白かったなぁ。

そして意外と活躍しない(いや、ある意味してた?)スミレの一目ぼれの相手、
有働もなんかパッとしなくて、魅力が伝わんないし、
浮気してたお父さんもなんだかなぁ。

『幻想郵便局』の続編は読みたかったけど、
正直これは、期待ハズレ。
またアズサが活躍する話を読みたいわ。

posted by くりきんとん99 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 堀川アサコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする