2016年10月22日

『デトロイト美術館の奇跡』 原田マハ

デトロイト美術館の奇跡 -
デトロイト美術館の奇跡 -
17〜18日。

何でもします。あの絵を、《画家の夫人》を守るためなら。
ゴッホにセザンヌ、ルノワール。
綺羅星のようなコレクションを誇った美術館は、
二〇一三年、市の財政難から存続の危機にさらされる。

市民の暮らしと前時代の遺物、どちらを選ぶべきなのか?
全米を巻き込んだ論争は、ある老人の切なる思いによって変わっていく――。

デトロイト美術館展に合わせて書かれた作品。
実際こんなことがあったなんて知らなかった。
日本では市が財政破たんすることは稀。
でもアメリカではよくあるらしい。

確かに市民を守るためにお金を。
とりあえず、美術館にある貴重な絵画を換金するのが手っ取り早い。
だけどそれらの貴重なコレクションを海外に流出させることなく、
お金を出しあった人たちに感銘。
実際にそれを実現した。

デトロイト美術館展をこの機会に見に行きたい!
そう思っても上野は遠いんだよなぁ(>_<)
posted by くりきんとん99 at 20:31| Comment(0) | TrackBack(0) | 原田マハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月22日

『暗幕のゲルニカ』 原田マハ」

暗幕のゲルニカ -
暗幕のゲルニカ -
20〜22日。

今回のマハさんは、
あの「楽園のカンヴァス」を思い出させる美術もの。
面白かったわぁ。

反戦のシンボルにして20世紀を代表する絵画、
ピカソの“ゲルニカ”。

国連本部のロビーに飾られていた
この名画のタペストリーが、
2003年のある日、忽然と姿を消した…。

大戦前夜のパリ、そして現代を書かれた今作。
この手法も、なんとなく「楽園の〜」を思い出す。
それにしても
なんとなく見覚えしかないあの「ゲルニカ」に
そんな大変な意味があったとは!

・・・有名なんだろうけど。
ま、知らないからなおさら新鮮で面白く感じられたかな?

反戦のシンボルである「ゲルニカ」。
その絵をニューヨークに疎開。
そして平和になったスペインに戻っているという今。
知らなかったわぁ。

その「ゲルニカ」を忠実に再現したタペストリーが
国連にあるっていうのも。

主人公はMoMAのキュレーターである八神遥子。
遥子の夫、イーサンが9・11のテロに巻き込まれ死亡。

それから2年後、
遥子は、反戦のシンボル「ゲルニカ」を
展示会になんとか借りようとする。
そんな時、国連で行われたとある会見で「ゲルニカ」の
タペストリーが映っていないことに気が付く。

まあ、迫力があったわ。
それにラストにはびっくりだった。
えっ!そんなラスト!?って感じで。

キュレーターだったマハさんの作品なだけあって、
読んでいて面白かったけど「楽園の〜」を
彷彿とさせられた今作。
ん〜〜、もうちっとなんとかならなかったのかな?
posted by くりきんとん99 at 10:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 原田マハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月02日

『ロマンシエ』 原田マハ

ロマンシエ -
ロマンシエ -
1日。

有名政治家を父に持つ遠明寺美智之輔は、
子どもの頃から絵を描くことが好きな乙女な男の子。

恋愛対象が同性の美智之輔は、
同級生の高瀬君に憧れていたが、思いを告げることもないまま、
日本の美大を卒業後、憧れのパリへ留学していた。

ある日、アルバイト先のカフェで美智之輔は、
ぼさぼさのおかっぱ髪でベース形の顔が目を惹く女性と出会う。
凄まじい勢いでパソコンのキーボードを打つ彼女は、
偶然にも美智之輔が愛読している
超人気ハードボイルド小説の作者・羽生光晴だった。

訳あって歴史あるリトグラフ工房idemに匿われているという。
過去にはピカソなどの有名アーティストが
作品を生み出してきたプレス機の並ぶその工房で、
リトグラフの奥深さに感動した美智之輔は、
光晴をサポートしつつ、リトグラフ制作を行うことになるが……。

思っていた以上にテンポのいいラブコメに芸術が融合?みたいな。
美智之輔君がねぇ、帯にも書いているけど
思っていたよりさらに乙女なんだよ。
だから読んでいてもついつい脳内で女子に変換。
それでもまるきり違和感ナシ!

出来れば思いを遂げさせてあげたかったけど、
さすがにそこまで行くと、上手くいきすぎ〜。
BLじゃないし(^_^;)

それでもリトグラフにはすごく興味がわいた。
そういう人も多いのでは?
東京にいれば、この作品とコラボで行われた展覧会に行ってみたかったけど、
ここは東京からすんごく離れた北海道。
想像するだけとしよう。
posted by くりきんとん99 at 19:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 原田マハ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする