2018年03月28日

『テーラー伊三郎』 川瀬七緒

テーラー伊三郎【期間限定!試し読み特別版】 (角川書店単行本) -
テーラー伊三郎【期間限定!試し読み特別版】 (角川書店単行本) -
22〜28日。

最初は読みにくく感じたけど、
登場人物たちがとっても生き生きしていて
あっという間に引き込まれた。

福島の田舎町で、ポルノ漫画家の母と
暮らす男子高生・海色(アクアマリン通称アクア)。

17歳にして人生を諦めていたが、
ある日、古びた紳士服店「テーラー伊三郎」の
ウィンドウに現れた美しいコルセットに心奪われる。

頑固な老店主・伊三郎がなぜ女性下着を―騒然となる町内を尻目に、
伊三郎に知識を買われたアクアは、
共に「テーラー伊三郎」の新装開店を目指す。

活動はやがて、スチームパンク女子高生・明日香や
町に埋れていた職人らを巻き込んでいき…。

予想以上に面白かった。
アクア以外はみんなキャラが立ってて。
特に商店街のじいちゃんばあちゃんたちが
予想以上に面白かった。
そんな中で、アクアはどんどん変わっていく。
おどおどしていたけど、だんだんと自分を持って。
伊三郎と伊三郎の作ったコルセット、コール・バレネのおかげで。

それもエロ漫画家の母の仕事を
手伝ってたおかげっていうのがなんとも複雑なんだけど。
そのせいで、後半アクアは大変な危機に!

川瀬七緒さんといえば、
「法医昆虫学捜査官」シリーズだけど、違うのも面白い。
特にこれは、その後が気になった。
その後のテーラー伊三郎、どうなったのかな〜?
posted by くりきんとん99 at 19:45| Comment(0) | 川瀬七緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月13日

『水底の棘 法医昆虫学捜査官』 川瀬七緒

水底の棘 法医昆虫学捜査官 -
水底の棘 法医昆虫学捜査官 -
6〜12日。

シリーズ三作目も面白かった!

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。
東京湾・荒川河口の中州で彼女が見つけた遺体は、
虫や動物による損傷が激しく、身元特定は困難を極めた。

絞殺後に川に捨てられたものと、解剖医と鑑識は推定。
が、赤堀はまったく別の見解を打ち出した。

捜査本部の岩楯警部補と鰐川は、
被害者の所持品の割柄ドライバーや
上腕に彫られた変った刺青から、捜査を開始。

まず江戸川区の整備工場を徹底して当たることになる。
他方赤堀は自分の見解を裏付けるべく、
ウジの成長から解析を始め、
また科研から手に入れた微物「虫の前脚や棘」によって推理を重ねていった。

今回は、終盤まで被害者の身元が分からず、
さらに死因も絞殺ではないことが発覚し、
事件なのか事故なのか、はたまた自殺なのか?
終盤になってからハラハラ。
自殺だったら、捜査本部までできたのに困るもんね〜。

最終的には、死因も死んだ場所も
赤堀が突き止めた感じ。

そして岩楯刑事の今回の相棒は、
あの一作目の相棒だった鰐川。
この鰐川のキャラもいいんだよね。
でも赤堀には負けちゃうけど。

この2人がラストで身を危険にさらす!
いったいどうなることかと思ったよ〜っ。
無防備すぎるよ、刑事さんたちったら。

とりあえず、このシリーズで出版されているのはあと1作。
追いついちゃったんだよね。
読み終わると寂しいから、
その次もすぐ出てほしいなぁ。
posted by くりきんとん99 at 14:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 川瀬七緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月12日

『シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官』 川瀬七緒

シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 -
シンクロニシティ 法医昆虫学捜査官 -
4〜12日。

東京・葛西のトランクルームから女性の腐乱死体が発見された。
全裸で遺棄された遺体は損傷が激しく、
人相はおろか死亡推定日時の予測すら難しい状態だった。

捜査一課の岩楯警部補は、若手刑事の月縞を指名して捜査に乗り出した。
月縞は、現状を維持するために、
遺体とトランクルームにこもった強者だった。

検屍を終えてわかったことは、
死因が手足を拘束されての撲殺であることと、
殺害現場が他の場所であると思われることの2点だった。

発見現場に蠅とウジが蝟集していたことから、
捜査本部は法医昆虫学者の赤堀涼子の起用を決定する。
赤堀はウジの繁殖状況などから即座に死亡推定日時を割り出し、
また殺害状況までも推論する。

さらに彼女の注意を引いたのは、
「サギソウ」という珍しい植物の種が現場から発見されたことだった。

法医昆虫学捜査官シリーズの2作目。
今回も描写がエグかったのかなぁ?
やっぱり中山七里さんとかで慣れちゃったのかなぁ?
蛆の描写とかでもわりと平気だった。

今回は、プロローグのお化け系の描写から、
いったいこの事件とどうつながるのか、
そして藪木と瑞希が事件の真相とどう繋がるのか、
なかなか想像がつかなかったけど、
分かってくるとそう来たか〜〜って感じ。

これも赤堀のおかげでわかるんだよね。
それにしても赤堀のキャラがすごい。

そしてこのシリーズは、テレビシリーズの
「CSI:科学捜査班」を連想させる。
あれもこんな感じで真相を突き止めてくよね。
日本版のノベライズみたいな感じ。

最近知ったこのシリーズ、
すでに4作が出ているってことだから、
少なくともあと2作分は楽しめる。
今からもう楽しみ〜♪
posted by くりきんとん99 at 20:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 川瀬七緒 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする