2015年12月14日

『再会』 横関大

再会 -
再会 -
12〜14日。

最新作の「ルパンの娘」が予想以上に面白かったから、
デビュー作となったこの作品を借りてみた。

美容室を営みながら、
一人息子の正樹を育てていた万季子のもとに
万季子を呼び出す電話がかかってくる。
正樹が万引きをしたからすぐに来いという連絡だった。
その電話をよこしたのは、万季子が二度と関わりたくないと
思っていた佐久間秀之だった。

佐久間は、正樹のことを秘密にする代わりに
30万円をよこせと取引を持ちかけてくる。
取引の乗ることにした万季子だったが、
別れた夫、圭介に連絡を取る。

秀之に30万円を渡した二人だったが、
秀之からさらなる要求を受ける。
次の日の晩、再び秀之のもとを訪れた圭介は、
そこで秀之が銃で撃たれ死んでいるのを見つける。
その場を去った二人だったが、
刑事となった幼馴染の淳一から、この事件に使われた銃が、
23年前の事件で圭介が持ち出し、
タイムカプセルに入れ埋めたものだったことを知らされる。

万季子、圭介、淳一、そして佐久間の弟、直人。
幼馴染だった4人が再会したのは、
そのタイムカプセルを埋めた場所だった。
いったい誰がこのタイムカプセルから銃を持ち出したのか。
誰が嘘をついているのか。
そして23年前の事件の真相は…?

もうね〜、読めば読むほど謎が増えるって感じ。
23年前の真犯人は、途中でなんとなくわかったけど、
それでも真相は意外なものだった。

それにしても殺された秀之がひどすぎ!
そんな秀之に人生を狂わされた4人が可哀そうだったよ。

でもこの作品、やっぱり面白かった。
横関大さんのほかの作品も読んでみようっと。
posted by くりきんとん99 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 横関大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月23日

『ルパンの娘』 横関大

ルパンの娘 -
ルパンの娘 -
20〜22日。

初読みの横関さん。
初読みだしボリュームあるし、
読みなれないから時間かかるかなぁ?と思ったけど、
予想以上に面白く、だんだんと読むスピードが上がった感じ。

三雲華は恋人の桜庭和馬の家に挨拶に行くこととなった。
緊張する華にたいして、和馬は優しく話しかける。
ついに桜庭家に到着した華は、
玄関に飾られていた桜庭家の家族写真を見て唖然とした。
全員が警察の制服らしき服装に身を包み、
それぞれ敬礼のポーズをしていたからだ。

最悪だった。
華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、
一家全員が盗人だったからだ。

その後のある日、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、
和馬は現場に急行した。
その被害者、立嶋雅夫は華の祖父で伝説のスリ師、三雲巌(いわお)だった。

軽快なタッチで描かれ、この感じで進むのかなぁ?と思ったら、
予想以上に深刻な事態へ。
華の祖父、巌が殺され、
でも巌が身分を偽って死んだことから、
遺族として名乗り出ることもできない華たち。

巌を殺したのは誰なのか?
なぜ殺されたのか?
おまけに和馬の祖父、和一も何かを隠しているし。

読めば読むほど、謎が深まり、
でも面白くてスピードアップしてくんだよね。

おまけに登場人物たちのキャラが面白い。
和馬の妹の香は、男らしいし、
華の両親も常識がなく面白い。

和馬と華には何としても一緒になってほしいっ!って思ったけど、
やっぱり、泥棒一家と警察一家はムリなのか?
桜庭家に完全拒否られちゃうんだよね〜。

和馬と華が分かれて1年後、
まさか和馬が結婚をしようとしているとは!
でも、そこでまた巌の事件が大きく動く!

最後まで、楽しませてくれたこの作品。
予想以上に面白かったから、
横関さんのほかの作品、絶対読む!
posted by くりきんとん99 at 12:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 横関大 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする